証券外務員一種に落ちた|再受験はいつから?二種に切り替える判断
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証券外務員一種に落ちた|再受験はいつから?二種に切り替える判断

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証券外務員一種に落ちたら、受験日から30日を経過する日までは再受験できません。待っている間は一種だけでなく、二種も受けられません。受け直すか二種に切り替えるかは、試験終了画面の正解率と、勤務先が一種を求めているかの2点で決まります。

この記事は、二種を経ずに一種を受けて落ちた社会人を想定しています。最短の受験日の数え方、正解率からの立て直し方、二種に切り替える判断の順にまとめました。

試験の形式と配点は2026年10月15日に日本証券業協会の試験ページで確認しました。再受験の制限は、同協会の「外務員等資格試験に関する規則」を2026年9月11日に確認した内容です。

結論|30日待って受け直すのが基本

一種に落ちたときは、30日の待機期間を勉強期間に使い、解禁日以降に一種を受け直すのが基本の進め方です。待機期間の決まりは、日本証券業協会の「外務員等資格試験に関する規則」第9条にあります。

規則には、受験回数の上限を定めた条文はありません(規則の確認日:2026-09-11)。30日を空ければ、何度目でも同じ条件で受けられます。

一種の合格率は、一般受験者で2025年度73.1%、2024年度73.0%です(日本証券業協会・最終確認日:2026-10-15)。受験者のおよそ4人に1人は不合格になっている計算です。1回目で落ちることは珍しくありません。

再受験できる最短の日の数え方

規則の文言は「当該受験日から30日を経過する日までは」受験できない、です。受験日の翌日を1日目として、30日目までは受けられないと数えるのが安全です。

試験の結果を見たあとカレンダーで日数を数える場面
受験した日30日目(まだ受けられない)受験を予定してよい最短の日
10月15日11月14日11月15日
10月25日11月24日11月25日
11月5日12月5日12月6日

日付の数え方に迷ったら、1日多めに空けてください。1日の読み違いで制限期間中の受験になるより確実です。

予約は、一般受験者の場合、受験日の60日前から5営業日前までです(日本証券業協会・最終確認日:2026-10-15)。解禁日に受けたいなら、その5営業日前までに予約を済ませます。待機期間中に解禁日以降の日付を押さえられるかは、予約画面か申込先のプロメトリックで確かめてください。

待機期間中に二種も受けられない理由

30日の制限は、一種・二種を含む6種類の外務員等資格試験すべてにかかります。 「一種がだめだったから、まず二種を取っておこう」と考えても、待機期間中は二種の受験もできません。

制限期間中に受けた場合は、合格点でも合格として扱われないと考えてください。規則第4条は、受験日に第9条の制限を受けていないことを受験の要件にしています。試験対策の解説サイトでも、制限期間中の受験は不合格の扱いになると注意が呼びかけられています。

受験料は受験のたびにかかり、納付した受験料は理由を問わず返還されません(規則第6条)。金額は申込時にプロメトリックの案内で確認してください。

正解率を五肢選択の問題数に置き換える

一種の合否は440点満点のうち308点以上(7割)で決まります。試験終了時の画面に正解率が表示され、同じ内容の「受験結果通知」がメールでも届きます(日本証券業協会)。

配点の内訳は次のとおりです(日本証券業協会・最終確認日:2026-10-15)。

出題形式問題数配点合計
○×方式70問1問2点140点
五肢選択方式30問1問10点300点

五肢選択の30問で、440点のうち300点を占めます。 割合にすると約68%です。五肢選択の1問は○×問題5問ぶんの重さがあります。足りなかった点数を「五肢選択あと何問」に直すと、次に勉強する範囲が絞れます。

証券外務員一種 | 正解率別

正解率で変わる次の受験の組み立て

足りない点数を五肢選択の問題数に置き換えて考えます

足りない点数次の受験日勉強の中心
正解率60%台 264点以上308点未満 ○ 44点以下(五肢選択4問ぶん程度) ○ 解禁日から近い日 ○ 間違えた論点と計算問題の解き直し
正解率50%台 220点以上264点未満 △ 45〜88点(五肢選択5〜9問ぶん) △ 解禁日から2〜3週間後 △ 五肢選択の計算とデリバティブを優先
正解率50%未満 220点未満 × 88点超(五肢選択9問ぶん超) △ 1〜2ヶ月後に置き直す △ 二種への切り替えも比べる
  • ※配点は日本証券業協会の公表による(○×1問2点・五肢選択1問10点・440点満点で308点以上が合格)。2026-10-15確認
  • ※2つを選ぶ形式(五肢択二)の問題は配点の扱いが異なります。表は正解率を440点満点に当てはめた目安です
  • ※次の受験日と勉強の中心はこの記事の目安で、必要な時間には個人差があります

コツコツ資格

正解率60%台の人は、足りないのが五肢選択4問ぶん程度です。知識を入れ直す段階ではありません。間違えた問題と同じ論点を解き直し、計算問題の取りこぼしを消せば届く距離にいます。教材を替えると、覚え直しの時間がかえって増えます。

正解率50%台の人は、五肢選択5〜9問ぶんが足りません。○×問題だけで埋めるには25〜45問の上積みが要り、現実的ではありません。一種で配点が重くなりやすい計算問題とデリバティブを先に固めます。

正解率50%未満の人は、知識の穴が広い状態です。解禁日に合わせて詰め込むより、受験日を1〜2ヶ月後に置き直したほうが結果的に早く終わります。一種の勉強時間は、金融が初めての人で一般に80〜150時間程度とされることが多い試験です。

一種を受け直すか二種に切り替えるか

判断の軸は、勤務先や内定先が一種を求めているかどうかです。求められていれば、一種を受け直す以外の道はありません。二種で足りる職場なら、正解率しだいで二種に切り替える手があります。

状況次に受ける試験理由
勤務先が一種を求めている一種二種では要件を満たさない
一種が必要で、正解率50%以上一種足りない点数が五肢選択9問ぶん以内
二種で足りる職場で、正解率50%未満二種を先に範囲が狭く、70問120分で受けられる
将来的に一種が要るか分からない人事に確認してから受け直しの費用と時間がむだになりにくい

二種に切り替える場合も、一種の受験日から30日を経過するまでは受けられません。二種に受かっても、一種の試験が軽くなる仕組みはありません。協会の試験ページでは、一種は100問・2時間40分の独立した試験として案内されています。二種の勉強で基礎が固まる分、あとで一種を受けるときの負担は減ります。

内定先や勤務先の指示で受けている人は、次の受験予定日を人事や上司に早めに伝えてください。研修や外務員登録の日程が、合格を前提に組まれている場合があります。

待機期間30日で回す4週間プラン

一度通して勉強し、正解率50%以上だった人を想定したプランです。30日の待機期間をそのまま勉強期間に充てます。

4週間の勉強計画を立てる場面
週やること目安時間
1週目試験直後のメモを3分野に振り分ける。計算問題を公式ごとに解き直す7〜10時間
2週目デリバティブ(先物・オプション)と信用取引の五肢選択を集中演習8〜12時間
3週目○×問題を分野別に1周。法令・諸規則の数字や期限を表にまとめる7〜10時間
4週目100問160分の通し演習を2回。間違えた問題を解き直す7〜10時間

合計は29〜42時間ほどです。平日は1日1時間を目安にし、160分の通し演習は休日に回すと組みやすくなります。

通し演習では解く順番も試してください。配点の重い五肢選択に時間を残すため、○×問題を先に解き終える順番が一例です。本番前の2回で、自分の順番を決めておきます。

分野の振り分けは、協会が示す3分野を使います。

  • 法令・諸規則:金融商品取引法、協会や取引所の規則など
  • 商品業務:株式・債券・投資信託・デリバティブ取引など
  • 関連科目:株式会社法、財務諸表と企業分析、証券税制など

公表される試験結果は正解率だけです。どの分野で迷ったかは、記憶が残っているうちに自分でメモしておきます。

3回目を防ぐつまずき対策

デリバティブの計算を後回しにしない。 デリバティブ取引は一種で出題され、二種の出題科目にはない分野です(日本証券業協会)。オプションの損益や先物の計算は、二種の知識だけでは埋まりません。損益の考え方は証券外務員一種の計算問題が苦手な人へで、パターン別に整理しています。

教材の版をそろえる。 協会は、試験で求める知識の範囲として「外務員必携」の目次を示しています。法令や税制の改正が入った最新年度版の教材で解き直してください。古い版の問題集は、正解が今の制度と合わないことがあります。

○×問題の読み違いを数える。 ○×問題は1問2点と軽い一方、70問あります。「必ず」「のみ」「できない」など、限定の言葉で正誤が変わる問題を落としていないか確かめてください。間違えた問題に、ひっかかった言葉の印をつけると傾向が見えます。

独学の立て直しが不安なときの選択肢

独学で1回落ちたあと、同じ教材と同じ進め方を繰り返すと点数は動きにくくなります。正解率50%台以下だった人や、どの分野で落としたか自分で判断できない人は、教材ごと進め方を替える選択肢があります。

費用はかかるため、正解率60%台だった人には必須ではありません。落とした範囲が広く、一種の受け直しが避けられない人が検討すればよい手段です。

よくある質問

Q. 一種に落ちたら、二種の資格はもらえますか。

もらえません。一種と二種は別々の試験で、一種の正解率が二種の合格基準を超えていても二種合格にはなりません。二種が必要なら、待機期間のあとに二種を受験します。

Q. 一種に落ちた直後に、二種なら受けられますか。

受けられません。受験日から30日を経過する日までの制限は、一種・二種・内部管理責任者など6種類の試験すべてにかかります。

Q. 一種は何回まで受けられますか。

「外務員等資格試験に関する規則」に、受験回数の上限を定めた条文はありません(規則の確認日:2026-09-11)。不合格のたびに30日の待機期間があるだけです。

Q. 二種を持っていなくても、一種を受け直せますか。

受け直せます。一種の受験に二種の合格は求められていません。

Q. 合否はいつわかりますか。

試験終了時の画面に正解率が表示されます。一般受験者には、予約時に登録したメールアドレスにも「受験結果通知」が届きます。

まとめ|正解率で次の一手を決める

証券外務員一種に落ちたら、受験日から30日を経過する日までは一種も二種も受けられません。受験日の翌日を1日目として、31日目以降の日付で予約を組むのが安全です。

次にやることは、正解率を「五肢選択あと何問」に直すことです。4問ぶん程度なら解き直し中心で解禁日を狙えます。9問ぶんを超えるなら、受験日を1〜2ヶ月後に置き直すか、職場の要件しだいで二種への切り替えを比べます。

あわせて読みたい

参考にした情報

  • 日本証券業協会「外務員資格試験」(一種の試験時間・問題数・配点・合格基準・予約期間・試験結果の通知・合格率)(2026-10-15確認)
  • 日本証券業協会「外務員等資格試験に関する規則」第3条・第4条・第6条・第9条(2026-09-11確認)

※本記事は情報提供を目的としたもので、試験の合格や学習の成果を保証するものではありません。試験制度・料金は変更される場合があるため、受験前に必ず公式サイトでご確認ください。