英検準2級は1ヶ月で合格できる?届く人の条件と4週間プラン
※本サイトの記事にはアフィリエイト広告(PR)を含む場合があります
※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
英検準2級を1ヶ月で取りたい。検索すると「1ヶ月で受かった」という声と「無理」という声の両方が出てきて、判断がつきません。
1ヶ月で届くのは、3級レベルの英語が固まっていて、準2級の過去問で各技能6割前後が取れる人です。 中学英語から積み直す段階の人は、4週間では材料が足りません。この記事では届く人の条件を数字で示し、12月の英検S-CBTと1月24日の従来型のどちらで受けるかまで決められるようにします。
本記事は独学の進め方を客観的に解説するもので、合格を保証・断定するものではありません。試験日程・検定料・試験構成は変更されることがあるため、最終的には必ず日本英語検定協会の公式サイトでご確認ください。
1ヶ月合格の結論は出発点しだい
準2級の勉強時間は、中学英語がだいたいわかる社会人で100〜150時間前後が目安とされます(本サイトの目安・個人差あり)。働きながら4週間で積めるのは、平日1時間・土日各2.5時間で約40時間です。
40時間で届くのは、残りの差が40時間分しかない人だけです。 つまり「1ヶ月で受かるか」は勉強法の問題ではなく、いまの位置で決まります。3級に合格済み、または3級の過去問で8割前後が取れる人なら、40時間で準2級の差を埋める射程に入ります。
反対に、中学英語の文法があやふやな人は、最初の40時間がやり直しで終わります。その場合は1ヶ月にこだわらず、3ヶ月前後の計画に切り替えるほうが受験料を無駄にしません。
準2級の試験構成と合格基準
判断の前に、試験の形を確認しておきます(日本英語検定協会の公式サイト。最終確認日:2026-10-05)。
| 技能 | 問題 | 問題数 |
|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 15問 |
| リーディング | 会話文の空所補充 | 5問 |
| リーディング | 長文の語句空所補充 | 2問 |
| リーディング | 長文の内容一致選択 | 7問 |
| ライティング | Eメール | 1問 |
| ライティング | 英作文(意見論述) | 1問 |
| リスニング | 第1部〜第3部 | 各10問 |
一次試験はリーディング・ライティングで80分、リスニングが約25分です。二次試験は約6分の面接で、音読と5つの質問で構成されます。
合否は英検CSEスコアで判定されます。一次試験は3技能が各600点、合計1,800点のうち1,322点が合格基準です。
1ヶ月で受ける人にとって、この配点がいちばん大事な事実です。 ライティングは2問しかないのに、29問あるリーディングと同じ600点を持っています。単語を詰め込むより、ライティング2問を書き切れる状態にするほうが、短期間ではスコアが動きます。
1ヶ月で届く人の3つの条件
体験談より、次の3条件で判断してください。3つとも満たすなら1ヶ月で挑む価値があります。
条件1は過去問で各技能6割前後
いま準2級の過去問を1回分、時間を計って解きます。過去問は英検公式サイトで公開されています。リーディング29問のうち17〜18問前後が取れていれば、4週間で仕上げる射程です。半分の15問に届かない場合は、語彙と文法の不足が大きく、40時間では埋まりにくくなります。
英検協会は素点とCSEスコアの換算方法を公表していません。この素点の目安は本記事の判断材料で、公式の合格ラインではありません。
条件2はライティング2問を英語で埋められる
Eメールと意見論述の2問を、質は問わずに最後まで英語で書けるかを見ます。書けないまま本番を迎えると、600点分の技能をほぼ捨てることになります。
ただし、ライティングは型が決まっているぶん短期間で形になりやすい技能です。いま書けない人は、1ヶ月の最優先をライティングに置けば条件2は満たせる可能性があります。 条件1が満たせていない場合とは事情が違います。
条件3は4週間で40時間を確保できる
平日1時間・土日各2.5時間で週10時間、4週間で約40時間です。「1ヶ月ある」ではなく「何時間取れるか」で数えてください。 繁忙期と重なる月や、年末年始で予定が崩れやすい月は、この時点で計画を見直します。
1ヶ月では無理と判断する目安
次のどれかに当てはまるなら、1ヶ月ではなく次の回を目標にするほうが、結果として早く受かります。
- 準2級の過去問でリーディングが29問中15問未満
- 過去形・現在完了・関係代名詞のどれかが説明できない
- 英文を3文以上続けて書けない
- 4週間で25時間も確保できない
不合格になると、本会場の検定料8,400円(2026年度・個人申込)がそのまま消えます。1回分の検定料を節約して、その分の時間を基礎に回すほうが合計コストは下がります。 中学英語から積み直す人は、英検準2級はゼロから何時間?の4ヶ月配分が合います。
4週間プランの週別配分
条件を満たした人向けに、週10時間・合計約40時間の配分を示します。平日は単語とその日の課題、土日は過去問と書く練習に分けると崩れにくくなります。
| 週 | 主な内容 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 第1週 | 過去問1回分で弱点確認・単語・ライティングの型 | 10時間 |
| 第2週 | 単語2周目・長文の読む順番・Eメールを週3本 | 10時間 |
| 第3週 | 通し演習2回・意見論述を週3本・リスニング毎日 | 10時間 |
| 第4週 | 弱い技能1つに集中・本番と同じ時間で1回分 | 10時間 |
※時間配分は本記事の目安です。いまの得点によって比重を変えてください。
第1週は弱点の確認と型づくり
- 初日に過去問1回分を時間を計って解き、技能ごとの正答数を記録する
- 単語帳は1日100語を15分で流し、2秒で意味が浮かばない語に印を付ける
- Eメールと意見論述の模範解答を3本ずつ読み、書き出しと締めの型を写す
第1週は点数が動かなくて正常です。この週の目的は、残り3週間をどの技能に配るかを決めることにあります。
第2週は単語の2周目と長文
- 単語帳は印を付けた語だけを回す
- 長文は設問を先に読んでから本文に入る順番を固定する
- Eメールを3本書き、模範解答と見比べて言い換え表現を書き留める
長文の語句空所補充2問と内容一致7問は、読む順番を決めるだけで時間が足りるようになります。
第3週は通し演習と意見論述
- 過去問を本番と同じ80分+約25分で2回分解く
- 意見論述を3本書く。「意見→理由2つ→まとめ」の骨格で書き切る
- リスニングは毎日15分、通勤中に過去問の音声を聞く
リスニングは間を空けると精度がすぐ落ちます。30問あるので、毎日触れる時間を削らないでください。
第4週は弱い技能1つに絞る
- 第3週の通し演習でいちばん低かった技能だけを回す
- 本番と同じ時間帯に1回分を解く
- 新しい教材には手を出さない
3技能の合算で判定される以上、いちばん低い技能を上げるのが最短です。得意な技能ばかり解く直前期は、点数が伸びません。
12月S-CBTか1月24日の従来型か
1ヶ月で挑む人は、受け方を先に決めると逆算ができます。2026年10月5日時点で選べるのは、12月実施の英検S-CBTと、2027年1月24日の従来型(第3回)です。
- 従来型(第3回):申込受付は2026年10月30日〜12月14日、一次試験は2027年1月24日(日)、二次試験は2月28日(A日程)または3月7日(B日程)
- 英検S-CBT(第3回・12月実施分):申込受付は10月6日18時から。試験日は12月2日〜20日で、締切は試験日ごとに10月27日・11月4日・11月11日の3段階(ウェブ申込の場合)
従来型で受ける場合、1ヶ月の勉強は12月下旬に始まり、年末年始をまたぎます。条件3の40時間が崩れやすい時期なので、12月中に前倒しで始めるか、休暇中の時間を先に確保する必要があります。
英検準2級 | 1ヶ月で受ける場合
従来型(第3回)と英検S-CBT(12月実施分)の違い
受け直しの機会を取るか、検定料と日程の固定を取るかで分かれます
| 検定料(2026年度) | 4技能を受ける日 | 同じ検定回の受験回数 | スピーキング | |
|---|---|---|---|---|
| 従来型(本会場) 一次1月24日 | ○ 8,400円 | △ 一次の約5週間後に二次 | △ 1回 | ○ 面接委員との対面 |
| 英検S-CBT 12月2日〜20日 | △ 9,000円(受けた回数分) | ○ 1日で4技能 | ○ 最大3回まで申込可 | △ 録音で答える吹込み式 |
- ※英検S-CBTの第3回検定は12月〜3月。同じ級を国内・海外合わせて最大3回まで申し込めます
- ※検定料・日程は日本英語検定協会の公式発表による(最終確認日:2026-10-05)。申込前に必ず公式でご確認ください
コツコツ資格
S-CBTが向くのは、1回目を力試しにして受け直す余地を残したい人です。 第3回の期間は12月〜3月で、同じ級を最大3回まで申し込めます。ただし検定料は受けるたびに9,000円かかり、2回受ければ18,000円です。スピーキングは面接委員ではなく、マイクに向かって録音で答えます。
従来型が向くのは、検定料を抑えて日程を1つに固定したい人です。 面接が一次の約5週間後なので、一次の勉強と面接の練習を分けて進められます。
1ヶ月で受ける人の直前の優先順位
残り2週間を切ったら、やることを次の順に絞ります。
- ライティング2問を時間内に書き切る。600点分の技能で、型だけで点が動きやすい
- リスニングを毎日聞く。30問あり、聞かない日を作ると精度が落ちる
- 大問1の15問に直結する単語を回す。印の付いた語だけに絞る
- 長文は時間配分の練習として解く。新しい読解力を付ける時間は残っていない
- 従来型なら面接対策は一次のあと。二次まで約5週間ある
やってはいけないのは、新しい問題集を買うことと、苦手な技能から目をそらすことの2つです。
広告 / PR紙の単語帳と過去問だけで合格している人も多くいます。1ヶ月の短期戦では教材を増やすほど回す量が減るため、追加するのは手持ちの教材が続かなかったときだけにしてください。
よくある質問
Q. 3級を持っていなくても、1ヶ月で準2級を狙えますか。 A. 英検は級ごとの受験資格を設けていないため、準2級から受けられます。3級の資格の有無より、準2級の過去問で何問取れるかで判断してください。リーディングで15問に届かない場合は、英検3級から準2級は何が壁?で差の埋め方を先に確認するほうが確実です。
Q. 1日何時間やれば1ヶ月に間に合いますか。 A. 本記事の目安では4週間で約40時間、平日1時間と土日各2.5時間です。ただし時間が足りても、出発点が遠ければ届きません。時間の計算は条件1を満たしてからにしてください。
Q. ライティングのEメールと意見論述、どちらを先にやるべきですか。 A. Eメールのほうが型が短く、先に形になりやすい問題です。第1〜2週でEメールを固め、第3週から意見論述に時間を移す順番が組みやすくなります。
Q. 一次に受かって二次で落ちたらどうなりますか。 A. 一次試験免除の制度があり、英検S-CBTでも一次試験免除資格を使った申し込みができます。適用条件と申請方法は英検協会の公式サイトでご確認ください。
Q. 準2級プラスを受けたほうがいいですか。 A. 準2級プラスは2025年度に新設された、準2級と2級の間の級です。1ヶ月で準2級を狙う段階の人は、まず準2級を目標にしてください。
まとめ|今日は過去問1回分から
英検準2級を1ヶ月で取れるかは、意志の強さではなく出発点で決まります。
- 4週間で積めるのは約40時間。届くのは差が40時間分の人だけ
- 目安は過去問のリーディングで29問中17〜18問前後
- ライティング2問は600点分。最優先で書き切る型を作る
- 12月のS-CBTは受け直しができるが、検定料は受けた回数分
- 1月24日の従来型は、勉強期間が年末年始と重なる
今日やることは、準2級の過去問を1回分、時間を計って解くことだけです。 その正答数で、1ヶ月で挑むか3ヶ月に切り替えるかが決まります。
あわせて読みたい
参考にした情報
- 公益財団法人 日本英語検定協会「2026年度 試験日程(個人でお申し込みの方)」(https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/2026-examinee.html/最終確認日:2026-10-05)
- 公益財団法人 日本英語検定協会「英検S-CBT 2026年度 第3回検定 12月実施分 試験実施概要」(2026年10月1日付/最終確認日:2026-10-05)
- 公益財団法人 日本英語検定協会「検定料|英検S-CBT」(https://www.eiken.or.jp/s-cbt/administration/fees//最終確認日:2026-10-05)
※本記事は情報提供を目的としたもので、試験の合格や学習の成果を保証するものではありません。試験制度・料金は変更される場合があるため、受験前に必ず公式サイトでご確認ください。