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第二種電気工事士 学科CBTはいつ受ける?下期の日程と当日の流れ

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第二種電気工事士の下期試験に申し込んだあと、多くの人が最初に迷うのが「学科試験をCBT方式で受けるか、筆記方式で受けるか」、そして「CBTならいつの日程で予約するか」です。

CBT方式の受験期間は1か月半ほどあります。その中のどこに受験日を置くかで、12月の技能試験までに使える練習時間が1か月近く変わります。 ところが日程の情報は公式サイトに点在していて、全体像をつかみにくいのが実情です。

この記事では、2026年度(令和8年度)下期の日程を1枚に整理したうえで、CBTと筆記の選び方、受験日の置き方、そして当日の流れと持ち物までをまとめます。試験制度の数字は公式(一般財団法人 電気技術者試験センター)で確認できたものだけを載せています。

最終確認日:2026-09-01(日程・受験手数料は変更されることがあります。申込前・予約前に必ず公式サイトでご確認ください)

結論:迷うならCBTを10月上旬までに置く

先に結論から書きます。

  • 学科に手応えがある人:CBT方式を選び、受験期間の前半(10月上旬まで)に予約する。学科を早く終わらせて、残り期間を丸ごと技能試験の練習に使えるのが最大の利点です。
  • まだ過去問が5割前後の人:CBT方式のまま、受験期間の後半(10月下旬〜11月上旬)に置く。会場予約の期限があるので「後で決める」ではなく、期限内に一度予約してしまい、仕上がり次第で日程を見直すのが現実的です。
  • 紙に書き込みながら解きたい人:筆記方式(10月25日)を選ぶ。配線図問題で図に印を付けながら解く癖がある人は、無理にCBTにしなくて構いません。

第二種電気工事士は、学科に受かっても技能試験を通らなければ免状に届きません。学科は「早く終わらせて技能の時間を作るための関門」と考えると、受験日の置き方は決めやすくなります。

2026年度下期の日程(公式)

まず、2026年度(令和8年度)下期の日程を整理します。いずれも電気技術者試験センターの公表内容です。

項目日程
申込受付2026年8月17日(月)10時〜9月3日(木)17時
学科試験(CBT方式)2026年9月24日(木)〜11月8日(日)
学科試験(筆記方式)2026年10月25日(日)
技能試験2026年12月12日(土)または13日(日)
受験手数料インターネット申込 11,100円/郵送申込 12,500円(非課税)

CBT方式で受ける場合は、申込とは別に会場と日時の予約手続きが必要です。予約期間は2026年9月9日(水)から10月14日(水)までと案内されています。この予約期間は試験期間(11月8日まで)より早く締め切られる点に注意してください。予約を忘れると受験できません。

学科試験の合格発表は2026年11月24日(火)とされています。CBT方式は受験日から2週間ほどでマイページから結果を確認できるという案内もありますが、この扱いは年度によって変わることがあるため、受験前にご自身のマイページと公式の案内で確認してください。

なお、技能試験は学科試験の合格者、または学科試験免除者だけが受験できます。学科免除の対象には「前回または前々回の学科試験合格者」などが含まれます。

学科試験の中身(公式に確認できる数字)

受験日を決める前に、学科試験がどんな試験なのかを押さえておきます。

  • 出題形式:四肢択一方式
  • 問題数:50問(一般問題30問程度・配線図問題20問程度)
  • 試験時間:120分
  • 合格基準点:60点(50問中30問正解)
  • 試験科目:電気に関する基礎理論/配電理論及び配線設計/電気機器・配線器具・電気工事用の材料及び工具/電気工事の施工方法/一般用電気工作物等の検査方法/配線図/法令

ポイントは**「50問中30問で合格」**という基準です。20問落としても受かる試験なので、苦手分野を完全に潰す必要はありません。この考え方は第二種電気工事士 学科試験を独学で突破する勉強法で詳しく整理しています。

そして見落とされがちなのが電卓です。電気工事士の試験では、CBT方式・筆記方式のどちらでも電卓は使用できません。 公式のよくある質問でも「電気工事士の試験では、電卓は使用できません」と明記されています(電気主任技術者試験は制限付きで使用可)。オームの法則や合成抵抗の計算は、手計算で処理する前提で練習しておく必要があります。

CBT方式と筆記方式、どちらを選ぶか

第二種電気工事士 | 2026年度下期の学科試験

CBT方式と筆記方式の違い

どちらを選んでも問題数・試験時間・合格基準点は同じです

受験日の選びやすさ技能試験までの準備期間当日の解き方
CBT方式 9/24〜11/8 ○ 期間内で日時と会場を選べる ○ 早く受ければ技能練習に約11週間 △ 画面上で解答。筆記用具は会場の貸与品
筆記方式 10/25のみ × 試験日は1日だけ。都合が合わないと欠席 △ 技能まで約7週間 ○ 問題用紙に書き込みながら解ける
  • ※どちらの方式でも学科の合格発表は2026年11月24日(火)とされています(最終確認日:2026-09-01)。
  • ※電卓は方式にかかわらず使用できません。
  • ※CBT方式は会場予約が別途必要で、予約期間は2026年10月14日(水)までと案内されています。

コツコツ資格

表のとおり、試験の中身(50問・120分・60点)は方式が変わっても同じです。違うのは「いつ受けられるか」と「当日の解き方」だけだと考えてください。

CBTの不利な点として挙げられるのは、配線図問題の解きにくさです。筆記方式なら図に直接ペンで印を入れられますが、CBTでは画面上の図に書き込むことはできません。ただし会場ではメモ用紙とペンが貸与されるので、複線図をメモ用紙に書き起こす形で対応できます。この「メモ用紙に複線図を書き起こす」動作を、勉強のうちから何度か練習しておくと当日あわてません。

受験日をいつに置くか:3つのパターン

CBTを選んだ場合、9月24日から11月8日までのどこに受験日を置くかが実質的な作戦になります。技能試験は12月12日か13日なので、逆算するとこうなります。

パターンA:9月下旬〜10月上旬に受ける(技能まで約10〜11週間) 学科の仕上がりが良い人向けです。学科が終わった翌週から技能の練習に入れるので、候補問題を2周する余裕が生まれます。工具や練習用材料の手配も落ち着いてできます。技能で不安が強い人ほど、この形にする価値があります。

パターンB:10月中旬〜下旬に受ける(技能まで約7〜8週間) 標準的な置き方です。学科の追い込みに1か月半使えて、技能にも2か月弱残せます。会場予約の期限(10月14日)を過ぎると予約自体ができなくなるため、受験日を10月下旬にする場合でも、予約作業は10月14日までに済ませる必要があります。ここが最も事故の起きやすい点です。

パターンC:11月上旬に受ける(技能まで約5週間) 学科が不安な人の最終手段です。学科の勉強期間は最大化できますが、技能の練習が5週間しか残りません。候補問題13問を未経験から仕上げるには短めです。「学科に落ちたら技能は受けられない」ので学科優先の判断自体は正しいのですが、技能の工具と練習材料だけは学科より前に手配しておくことを強くおすすめします。

どのパターンでも共通するのは、技能試験の練習開始を学科の合格発表(11月24日)まで待ってはいけないということです。発表を待つと練習期間が2週間半しか残りません。学科の受験が終わったら、結果を待たずに技能へ移るのが定石です。技能の進め方は第二種電気工事士の技能試験を働きながら独学で突破する練習法にまとめています。

学科CBT当日の流れと持ち物

CBT方式は、全国のテストセンターで受験します。当日の流れはおおむね次のとおりです。

  1. 来場:試験開始時刻の30分前から5分前までに会場へ。早く着きすぎると入場を断られることがあるため、近くで時間を調整します。
  2. 受付:本人確認書類を提示し、受験ログイン情報が書かれた用紙を受け取ります。
  3. 荷物をロッカーへ:カバン・上着・スマートフォン・腕時計・自分の筆記用具は、すべて指定のロッカーに預けます。
  4. 入室・着席:指定された座席のパソコンでログインし、画面の案内に従って開始します。
  5. 受験:50問・120分。画面上で見直しフラグを付けられるので、迷った問題に印を付けて後から戻ります。
  6. 退出:貸与されたメモ用紙とペンは回収されます。持ち帰りはできません。

持ち物として実際に必要なのは、本人確認書類と受験票(マイページの確認画面で代用できる場合あり)だけです。筆記用具・電卓・定規・メモ用紙は持ち込めません。会場でボールペンとメモ用紙が貸与されます。

腕時計も持ち込めないため、時間の確認は画面上の残り時間表示だけになります。過去問を解くときからパソコンの時計だけで時間管理する練習をしておくと、当日の感覚が変わります。

会場ごとの細かい運用は異なる場合があるので、予約後に届く案内の注意事項には必ず目を通してください。

つまずきやすいポイント3つ

1. 会場予約の期限切れ 最も多い事故です。申込を済ませただけでは受験できず、10月14日までに会場と日時を予約する必要があります。人気の会場・時間帯は早く埋まるため、9月9日の予約開始直後に押さえてしまうのが安全です。日時の変更は、条件を満たせば可能とされていますが、変更可能期限が設定されているので案内を確認してください。

2. 電卓が使えないことに直前で気づく 電卓ありきで計算問題を練習していると、当日に手が止まります。合成抵抗・電圧降下・電力量など、頻出の計算は筆算で処理できるところまで持っていくか、あるいは計算問題は部分的に捨てて暗記分野で30問を取りに行く判断をします。一般問題30問のうち計算問題は限られているので、後者の戦略も成立します。

3. 画面上での配線図問題に慣れていない 紙とペンで解いてきた人ほど、画面だけで配線図を追うのはやりにくく感じます。対策はシンプルで、貸与されるメモ用紙に複線図を書き起こす練習を、勉強の段階から取り入れることです。技能試験でも複線図は必須なので、この練習は無駄になりません。

独学の土台づくりに不安がある人へ

学科の内容自体は過去問中心で十分に対応できますが、「配線図の記号がどうしても頭に入らない」「そもそも電気の基礎から分からない」という状態だと、独学のテキストだけでは時間がかかります。動画で全体像をつかんでから過去問に入ると、遠回りに見えて早いこともあります。

現場系の国家資格をeラーニングで学べる講座もあるので、独学に行き詰まりを感じている場合は選択肢として検討してみてください。ただし費用がかかるため、過去問を1周してみて「解説を読んでも分からない箇所が多い」と感じたときに初めて検討するのが順序として合理的です。

よくある質問(FAQ)

Q. CBT方式と筆記方式で、問題の難易度は違いますか。 A. 出題形式(四肢択一)・問題数(50問)・試験時間(120分)・合格基準点(60点)はどちらも同じです。方式によって合否の基準が変わることはありません。

Q. 申込のあとで、CBTから筆記に変えられますか。 A. 方式の選択や変更の扱いは年度の受験案内で定められています。マイページの案内を確認し、判断がつかない場合は電気技術者試験センターに問い合わせてください。この記事の情報だけで判断しないようにしてください。

Q. 学科に落ちたら、その年度の技能試験は受けられませんか。 A. 技能試験は学科試験の合格者または学科免除者が受験できるため、学科に不合格だとその回の技能試験は受験できません。ただし学科合格者は次回・次々回の学科が免除される制度があるので、翌年度は技能から再挑戦できます。

Q. 会場では自分の腕時計を使えますか。 A. CBT会場では腕時計を含む私物をロッカーに預ける運用が一般的で、時間は画面上の残り時間表示で確認します。会場ごとの案内に従ってください。

Q. 受験日が遅いと不利になりますか。 A. 試験そのものの有利不利はありませんが、技能試験(12月12日・13日)までの練習期間が短くなります。11月上旬に受けると技能まで約5週間です。

まとめ

  • 2026年度下期の学科CBTは9月24日〜11月8日、筆記方式は10月25日、技能試験は12月12日・13日です(最終確認日:2026-09-01)。
  • CBTは会場予約が別途必要で、予約期間は10月14日までと案内されています。ここを逃すと受験できません。
  • 試験の中身は方式によらず50問・120分・60点(30問正解)。電卓はどちらの方式でも使えません。
  • 受験日は、学科に手応えがあるなら10月上旬までに置いて技能の練習時間を確保するのが基本線です。
  • 技能の練習は、学科の合格発表(11月24日予定)を待たずに始めます。

学科は「50問中30問」で通過できる試験です。完璧を目指すよりも、受験日を先に決めて、そこから逆算して過去問を回すほうが結果につながりやすいと言えます。まずはマイページを開いて、会場予約の状況を確認するところから始めてみてください。

あわせて読みたい

参考にした情報

  • 一般財団法人 電気技術者試験センター「第二種電気工事士試験」(試験日程・受験手数料)
  • 一般財団法人 電気技術者試験センター「CBT方式のご案内」(問題数・試験時間・合格基準点)
  • 一般財団法人 電気技術者試験センター「よくあるご質問(電卓は使えますか?)」

※本記事は情報提供を目的としたもので、試験の合格や学習の成果を保証するものではありません。試験制度・料金は変更される場合があるため、受験前に必ず公式サイトでご確認ください。