第一種電気工事士 学科試験を独学で突破する勉強法とCBT対策
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「第二種電気工事士は取れた。次は第一種に挑戦したいけれど、学科はどう勉強すればいい?」「2026年からCBTだけになったと聞いたが、独学でも大丈夫だろうか」——そんな疑問を持つ人に向けた記事です。
第一種電気工事士は、第二種より扱える範囲が広がる上位資格です。学科試験は2026年度から出題方式に大きな変更があり、独学で受けるなら押さえておきたいポイントがいくつかあります。この記事では、働きながら独学で学科を突破することに絞って、勉強法とCBT対策を整理します。
結論:過去問中心で独学突破は十分に狙える
先に結論です。第一種電気工事士の学科試験は、第二種で電気の基礎を経験している人なら、過去問中心の独学で十分に狙える試験です。
理由は3つあります。
- 学科試験に必要な勉強時間は、一般に80時間以上が目安とされます。第二種経験者なら基礎の土台があるぶん、ゼロからよりも入りやすいと言えます。
- 出題傾向が過去問に強く表れるため、過去問を繰り返す独学と相性がよい試験です。
- ただし2026年度から学科がCBT方式のみになったため、「紙に書き込みながら解く」やり方に慣れている人は、そのままだと本番で戸惑う可能性があります。ここへの対策が独学の鍵になります。
つまり、「過去問をしっかり回す」+「CBT形式に慣れておく」。この2点を押さえれば、独学突破は現実的です。
2026年度からの大きな変更:学科はCBTのみに
まず、独学者が必ず知っておくべき変更点です。
2026年度から、第一種電気工事士の学科試験はCBT(コンピューターで受ける方式)のみになりました。 2025年度までは紙の筆記方式とCBT方式が併用されていましたが、筆記方式は廃止されています(最終確認日:2026-07-07。最新は電気技術者試験センターおよびCBT-Solutionsの受験案内でご確認ください)。
これが独学の勉強法に与える影響は小さくありません。
- 問題用紙に直接メモや計算を書き込めない。CBTでは会場で配られるメモ用紙に計算を残す形になるため、画面の問題と手元のメモを行き来する解き方に慣れておく必要があります。
- 見直しのしかたが変わる。紙のように全体をパッと見返せないので、後で見直したい問題にフラグを付けるなど、画面操作に慣れておくと安心です。
- 受験できる期間が幅広い。CBTは指定された期間内で日時と会場を選んで受けます。自分の学習の仕上がりに合わせて日程を選べるのは、働きながら独学する人には追い風です。
「電卓は使えるのか」「持ち物は何か」といった当日ルールも方式変更にあわせて更新されているので、申し込み前に必ず公式の受験案内で最新を確認してください。
第一種は第二種と何が違う?
第二種を取った人ほど気になるのが「どれだけ難しくなるのか」です。ざっくり整理すると次のようになります。
第一種は理論・計算がやや深くなり、高圧の内容など第二種にはなかった範囲が加わります。とはいえ「まったく別物」というほどではなく、第二種の延長線上で積み増すイメージです。第二種で電気の考え方に触れているアドバンテージは大きいので、そこを土台に進めましょう。
(なお、第一種は学科・技能に合格しても、実務経験など一定の要件を満たして初めて免状が交付される点も、第二種と異なるところです。取得後の手続き要件も公式で確認しておくと安心です。)
独学の勉強法:過去問を軸に3ステップ
学科の独学は、次の3ステップで進めると迷いません。
ステップ1:テキストで全体を一周する
まずは第一種用のテキストを一通り読み、出題範囲の地図を作ります。ここで完璧を目指す必要はありません。「どんな分野が、どんな重さで出るのか」の感覚をつかむのが目的です。第二種で見たことのある内容は軽く流し、初めて見る高圧関連や新しい計算に時間を配分します。
ステップ2:過去問を繰り返す(ここが本命)
第一種学科は過去問の傾向がはっきり出るため、過去問演習が得点の中心になります。5年分程度を繰り返し解くと、頻出分野・自分の弱点・捨ててよい難問が見えてきます。1周目は解けなくて当たり前。「間違えた問題をテキストに戻って確認し、次は解けるようにする」往復を回数重ねることが、独学の王道です。
ステップ3:CBT形式に慣れる
仕上げに、CBTの操作感に慣れておきます。試験センターやCBTの受験ポータルではCBTの体験・案内が用意されていることが多いので、事前に一度触れておくと本番で戸惑いません。あわせて、「画面の問題を見ながら、手元のメモ用紙で計算する」練習を普段からしておくと、方式変更の影響を最小化できます。
働きながらの学習スケジュールの目安
学科の目安が80時間以上とすると、働きながらでも数か月あれば十分に射程に入ります。
- 1日1時間ペース:3か月ほどで学科の学習量を確保できる計算です。
- すきま時間の活用:通勤中や昼休みは過去問の一問一答、休日にまとまった計算問題、と役割を分けると続けやすくなります。
CBTは受験期間の中で日程を選べるので、「学科の仕上がりを見てから受験日を決められる」のが働く人には大きな利点です。無理に早い日程を取らず、過去問で安定して合格ラインを超えられるようになってから予約すると、精神的にも楽です。
なお第一種は学科のあとに技能試験も控えています。学科合格後すぐ技能の候補問題の反復に入れるよう、学科の段階から工具の準備や技能の情報収集を少しずつ進めておくと、全体がスムーズに回ります。
独学が不安な人・効率重視の人の選択肢
第一種は範囲が広がるぶん、「独学で優先順位を付けきれるか不安」という人もいます。特に、初めて見る高圧関連や理論計算で手が止まると、独学は時間を浪費しがちです。
働きながらで学習時間が限られている、あるいは学科と技能を効率よく一気に仕上げたいという人は、現場系の国家資格に対応したeラーニングで、要点と過去問の解き方を体系的に押さえるのも合理的な選択です。独学では判断しづらい「どこを厚く、どこを軽く」を最初から示してもらえます。
短い時間で効率よく仕上げたい人は、こうした教材を検討してみてください。
広告 / PR すべての人に最高の教材を【eラーニング現場系・国家資格】もちろん、第二種経験者が過去問中心の独学で第一種学科を突破する例は多くあります。大切なのは、続けられる形で過去問を回し切ることです。
よくある質問(FAQ)
Q. 第二種を持っていないと第一種は受けられない? A. 第一種学科の受験自体に第二種の保有は必須ではありません(免状交付には実務経験などの要件があります)。ただし電気の基礎がある第二種経験者のほうが、学習はスムーズです。受験・免状の要件は公式で確認してください。
Q. CBTになって難易度は上がった? A. 出題内容そのものが方式変更で急に難しくなるわけではありません。ただ、紙に書き込む解き方に慣れた人は「画面+メモ用紙」の形式に慣れが必要です。事前の練習で差を埋められます。
Q. 独学の教材は何を使えばいい? A. 第一種用の基本テキストと、5年分程度の過去問集をそろえるのが基本です。テキストと過去問は同じシリーズだと参照しやすく、独学向きです。
Q. 学科はいつ受けるのがいい? A. CBTは期間内で日程を選べます。過去問で安定して合格ラインを超えられるようになってから予約するのがおすすめです。
まとめ
第一種電気工事士の学科は、ポイントを押さえれば働きながらの独学でも十分に狙えます。
- 過去問中心で進める(5年分程度を繰り返す)
- 2026年度から学科はCBTのみ。画面+メモ用紙の形式に事前に慣れる
- 第二種の基礎を土台に、初見の高圧・理論に時間を配分する
- CBTは日程を選べるので、仕上がってから受験日を予約する
まずは第一種用の過去問を1年分開いて、いまの自分がどれだけ解けるかを試すところから。現在地が分かれば、あとは足りない分を埋めていくだけです。
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参考にした情報
- 一般財団法人 電気技術者試験センター(第一種電気工事士試験の概要)
- CBT-Solutions 受験者ポータル(学科CBT方式の受験案内)
※本記事は情報提供を目的としたもので、試験の合格や学習の成果を保証するものではありません。試験制度・料金は変更される場合があるため、受験前に必ず公式サイトでご確認ください。