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第二種電気工事士 学科試験を独学で突破する勉強法とCBT対策

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第二種電気工事士は、電気工事の入り口となる人気の国家資格です。試験は「学科試験(筆記)」と「技能試験(実技)」の2段階に分かれていますが、まず突破すべきなのが学科試験です。

「計算問題が出るって聞いたけど、文系・数学が苦手でも大丈夫?」「働きながら独学で本当に受かるの?」——そんな不安を持つ人は多いはずです。

結論から言うと、第二種電気工事士の学科試験は、正しい順番で過去問を回せば、独学でも十分に合格を狙えます。 しかも近年はCBT方式(パソコン受験)も選べるようになり、受けやすさが増しています。この記事では、限られた時間で合格ラインに届くための勉強法を、分野の優先順位まで含めて具体的にまとめました。


まず結論:学科は「過去問中心」で受かる

第二種電気工事士の学科試験は、過去問と似た問題が繰り返し出るのが最大の特徴です。まったく新しい問題ばかりが出るわけではないため、過去問を徹底的に回すことが、そのまま合格への最短ルートになります。

学科試験は50問出題され、60点以上(おおむね30問正解)で合格とされています。つまり、20問は間違えてもよいという試験です。満点を狙う必要はまったくなく、「確実に取れる問題を落とさない」戦略で十分に届きます。

(最終確認日:2026-07-05。合格基準・試験形式・日程は変わることがあります。申込み前に必ず一般財団法人 電気技術者試験センターの公式ページで最新をご確認ください。)


第二種電気工事士 学科試験の基本情報(2026年度)

戦う相手を正確に知っておきましょう。

  • 出題数:50問(マークシート方式または画面上での選択)
  • 合格基準:一般に60点以上(30問正解が目安)
  • 試験方式CBT方式(パソコン受験)と筆記方式(マークシート)から選べる
  • 受験料:インターネット申込み9,600円、書面申込み10,900円(非課税)
  • 上期の学科CBT期間:2026年4月下旬〜6月上旬ごろ、筆記方式は5月下旬に実施予定
  • 受験のチャンス:年に上期・下期の2回あり、両方受けることも可能

大きなポイントは、学科に合格すれば、そのあとの技能試験に進めるという2段階構造になっていることです。まずは学科をクリアすることに集中しましょう。

CBT方式と筆記方式、どちらを選ぶ?

近年はCBT方式(テストセンターのパソコンで受ける)が導入され、試験日を自分で予約できるようになりました。決まった日に一斉に受ける筆記方式より、日程の自由度が高いのが利点です。パソコン操作に不安がなければ、繁忙期を避けて受けられるCBTが便利です。

一方で、紙に書き込みながら考えたい人・パソコンが苦手な人は、従来の筆記方式を選ぶこともできます。どちらを選んでも試験範囲・合格基準は同じです。


出題分野と「優先順位」

学科試験の出題は、大きく次のような分野に分かれます。すべてを完璧にする必要はなく、得点しやすい分野から固めるのがコツです。

分野ざっくり内容独学での優先度
配線図(図記号)図面の記号を読み取る◎ 最優先(暗記で確実に取れる)
電気機器・材料・工具器具や工具の名前・用途◎ 最優先(暗記中心)
施工方法・法令工事のルール・電気設備の基準○ 暗記で得点しやすい
電気の基礎理論(計算)オームの法則・電力などの計算△ 後回しでも可
複線図・配線設計回路の考え方○ 技能試験にもつながる

ここが独学者にとって朗報です。50問のうち、暗記中心の分野(図記号・器具・工具・法令など)だけでも、合格に必要な30問に届く可能性が十分あります。計算が苦手でも、暗記分野を固めれば合格ラインが見えてきます。


計算問題は「捨ててもいい」のか?

多くの受験者が悩むのが計算問題です。結論を先に言うと、計算問題を全部捨てるのはもったいないですが、苦手なら深追いしなくてよい、というのが現実的な答えです。

全捨てはもったいない理由

計算問題はパターンが少なく、数値だけ変えた似た問題が繰り返し出る傾向があります。過去問で数パターン練習しておけば、本番でも同じ形が出て確実に得点できることが多いのです。ルートの値も問題に記載されるので、覚える必要はありません。

だから「取れるものだけ取る」戦略

  • オームの法則など、頻出でパターンが決まっている計算だけ練習する
  • どうしても理解できない複雑な計算は、割り切って捨てる
  • そのぶん暗記分野を厚くして、合格ラインを確保する

「計算が苦手だから受験を諦める」必要はまったくありません。捨てる問題を決めて、取れる問題に集中する——これが独学合格者の現実的な戦い方です。


独学の勉強法・4ステップ

やみくもにテキストを読むのではなく、順番が大切です。

ステップ1:テキストを1周、ざっと読む

まずは1冊のテキストを通読し、「どんな内容が出るのか」の地図を頭に作ります。この段階では細部を暗記しようとせず、全体像をつかむことに集中します。イラストや写真が多い、初心者向けの分かりやすいテキストを1冊選びましょう。

ステップ2:早めに過去問へ移る

第二種電気工事士の学習で最も重要なのが「早めに過去問に取り組む」ことです。テキストを完璧にしてから過去問、ではなく、1周読んだらすぐ過去問に入るのが効率的です。過去問を解くことで、頻出分野と自分の弱点が一気に見えてきます。

ステップ3:間違えた問題をテキストで確認して潰す

過去問で間違えた問題は、テキストの該当ページに戻って理解し直します。「過去問→テキストで確認→また過去問」のサイクルを回すことで、知識が定着していきます。図記号や器具は、間違えるたびに覚え直せば自然と身につきます。

ステップ4:過去問を複数年分、繰り返す

同じ過去問を2〜3周すると、頻出パターンが手に馴染みます。第二種電気工事士は過去問の類似問題が多いので、この反復が得点に直結します。本番前には、時間を測って通しで解き、時間配分を確認しておきましょう。


働きながらの勉強スケジュール例

学科試験の勉強時間の目安は、一般に50〜100時間程度とされることが多いです(電気の予備知識がある人はもっと短くて済みます。個人差があります)。働きながらでも、平日と休日を使い分ければ十分に狙えます。

時期平日休日
導入期(〜2週間)1日30分、テキスト通読章ごとにまとめて読む
演習期(2〜4週間)1日30分〜1時間、過去問過去問を年度単位で通す
直前期(1週間前)弱点分野の暗記を反復時間を測って本番形式で演習

平日はすきま時間で暗記分野(図記号・器具)を反復、休日は過去問をまとめて解く、という切り分けが現実的です。図記号カードやアプリを使えば、通勤中でも暗記を進められます。


独学で不安なら、体系的な教材で土台を作る

第二種電気工事士は独学で十分狙える資格ですが、次のような人は、動画やeラーニングを組み合わせると挫折しにくくなります。

  • 電気の知識がまったくなく、テキストだけだと理解が進まない人
  • 計算問題の考え方を、映像で丁寧に解説してほしい人
  • 忙しくて、教材選びや情報収集の時間そのものを短縮したい人

現場系の国家資格を、体系立てて効率よく学べるeラーニング教材もあります。独学の遠回りを減らしたい人は、こうした教材を土台にするのも一つの方法です。

どんな人に合うか:忙しくて勉強時間が細切れになりがちな社会人ほど、正しい順番と教材でムダな遠回りを減らすことが合格への近道です。現場系の国家資格をeラーニングで体系的に学びたい人はこちら。 広告 / PR すべての人に最高の教材を【eラーニング現場系・国家資格】

一方で、テキストと過去問を自分で進められる人・費用を抑えたい人は、独学で十分に合格を狙えます。自分の状況に合わせて選んでください。


よくある質問(FAQ)

Q. 数学や電気が苦手でも学科に受かりますか? A. 受かります。50問中30問正解で合格なので、暗記分野(図記号・器具・法令)を固めれば、計算を深追いしなくても合格ラインに届きます。

Q. 計算問題は全部捨ててもいいですか? A. 全捨てはもったいないです。パターンの決まった頻出計算だけは練習し、複雑なものは割り切って捨てる、という戦略が現実的です。

Q. テキストは何冊必要ですか? A. 基本はテキスト1冊+過去問集1冊で足ります。何冊も並行するより、1冊を繰り返すほうが定着します。

Q. CBTと筆記、どちらが受かりやすいですか? A. 試験範囲・合格基準は同じなので、受かりやすさに差はありません。日程の自由度を重視するならCBT、紙で解きたいなら筆記方式を選びましょう。

Q. 学科に受かったら次は何をしますか? A. 技能試験(実技)に進みます。工具を使って実際に配線を組む試験なので、学科合格後は早めに練習キットで手を動かす準備を始めましょう。


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まとめ:暗記分野を固めて、過去問を回した人が受かる

第二種電気工事士の学科試験は、過去問中心の対策で、独学でも十分に合格が狙える試験です。ポイントを振り返ります。

  • 合格は50問中30問正解でよい(20問間違えてOK)
  • 暗記分野(図記号・器具・法令)を最優先で固める
  • 計算は頻出パターンだけ取り、苦手は割り切って捨てる
  • テキスト1周→早めに過去問→間違い直し→2〜3周
  • 平日はすきま暗記、休日は過去問通し演習

数学が苦手でも、電気の知識がゼロでも大丈夫です。まずはテキストを1周読んで、過去問を1年分解いてみる。そこから一歩ずつ積み上げれば、合格は現実的に見えてきます。

学科に受かったら、次は技能試験(実技)の練習です。あわせて準備を進めていきましょう。


※本記事は情報提供を目的としたもので、試験の合格や学習の成果を保証するものではありません。試験制度・料金・日程は変更される場合があるため、受験前に必ず公式サイト(一般財団法人 電気技術者試験センター)でご確認ください。

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