宅建 直前期(9月・10月)の過ごし方|独学の追い込み手順
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宅建の勉強を続けてきて、いよいよ試験が近づいてくる9月・10月。「過去問はひと通りやったけど、点数が伸び悩んでいる」「残りの1〜2か月、何をすればいいのか分からない」——そんな不安を抱えていませんか。
直前期は、それまでの努力を得点に変える最後の仕上げ期間です。ここでのやり方を間違えると、せっかく積み上げた実力を本番で出し切れません。この記事では、9月・10月に独学でやるべきことを時系列で整理しました。
結論:直前期は「広げる」より「固める」
先に結論をお伝えします。直前期にやるべきは、新しいことを覚えるより、これまでやった範囲を確実に得点に変えることです。
宅建は50問中おおむね35問前後(年度により変動)が合格ラインとされます。合格点は毎年一定ではなく、その年の難易度で上下する相対評価に近い仕組みです。つまり、みんなが取れる問題を落とさないことが何より大切になります。
直前期に新しい参考書や問題集に手を出すと、中途半端な知識が増えて混乱のもとになります。手を広げず、今持っている教材を繰り返す——これが独学で失敗しない鉄則です。
宅建 | 直前期の過ごし方
直前期に「やること」と「避けたいこと」
残り期間は得点の取りこぼしを減らすことに集中します
| 実力への効き方 | 本番での安心感 | |
|---|---|---|
| 使った教材の繰り返し 弱点の穴埋め | ○ 取りこぼしが減る | ○ 見慣れた問題で落ち着く |
| 模試で時間配分の練習 本番形式に慣れる | ○ 解く順番が固まる | ○ 時間切れを防げる |
| 新しい教材に手を出す 直前期は非推奨 | × 知識が中途半端に | △ 不安が増えやすい |
- ※合格点はその年の難易度で変わります。最新は公式でご確認ください。
コツコツ資格
直前期のスケジュール例(9月〜試験当日)
働きながら独学で追い込む場合の、時系列の目安です。あくまで一例で、進み具合に合わせて調整してください。
9月上旬〜中旬:弱点の洗い出しと穴埋め
- 過去問で間違えた問題だけをもう一度解き直す
- 分野ごとに「取れる問題」と「毎回落とす問題」を仕分けする
- 権利関係(民法など)は範囲が広く深追いすると時間を失うので、頻出テーマに絞る
9月下旬〜10月上旬:模試と時間配分
- 市販の予想模試を2〜3回、本番と同じ2時間で解く
- 解く順番(宅建業法から先に、権利関係は後回し 等)を固める
- 間違えた問題は必ずその日のうちに解説を読んで潰す
10月中旬〜前日:暗記と最終確認
- 統計問題(最新の地価・住宅着工数など)は直前に詰め込む。古いデータを覚えても意味がないため、最後に確認するのが効率的
- 法改正点をまとめて確認する
- 試験会場・交通手段・持ち物を前日までに確認する
宅建業法は範囲が狭く得点しやすいため、直前期に集中して復習すると効果が出やすい分野です。逆に権利関係は範囲が広く、深追いは避けたほうが無難です。
つまずきやすいポイント・人を選ぶ点
直前期に多くの人がつまずくのが、次の3つです。
- 点数が伸びず焦る:直前期に点数が一時的に停滞するのはよくあることです。同じ問題を繰り返すうちに、本番で安定して取れるようになります。新しい教材に逃げないことが大切です。
- 統計・法改正を後回しにしすぎる:暗記ものは直前に詰めるのが効率的ですが、まったく手をつけないまま当日を迎えると数問を丸ごと落とします。1週間前には一度目を通しておきましょう。
- 模試の点数に一喜一憂する:模試はあくまで弱点発見の道具です。点数そのものより、どの分野を落としたかに注目してください。
なお、独学は費用を抑えられる一方で、法改正情報の収集や疑問点の解決を自分でやる必要があります。ここに不安がある人は、直前期だけ模試パックや直前対策講座を利用するのも選択肢です。どんな人に向くかというと、「独学は続けてきたが、法改正や統計の情報収集を自分で調べるのがしんどい」と感じる人です。そうした場合は、通信講座の直前対策も検討してみてください。
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よくある質問(FAQ)
Q. 9月から追い込みを始めても間に合いますか? 基礎がひと通り終わっているなら、残り期間を仕上げに使うことで得点を伸ばせる可能性は十分あります。ただし人により差があり、基礎が未完成の場合は範囲を絞る「捨てる戦略」が必要になります。
Q. 直前期に一日どれくらい勉強すればいいですか? 一般に、平日2時間・休日5時間前後を目安にする人が多いとされますが、個人差があります。時間の長さより、間違えた問題を確実に潰すことを優先してください。
Q. 当日の持ち物は? 受験票、本人確認書類、筆記用具(HBの鉛筆・シャープペン・消しゴム)などが基本です。詳細は受験票の案内で必ず確認してください。
まとめ
宅建の直前期は、新しいことを覚える時期ではなく、これまでの努力を得点に変える仕上げの時期です。
- 使った教材を繰り返し、取りこぼしを減らす
- 模試で解く順番と時間配分を固める
- 統計・法改正は直前に詰め込む
- 会場・持ち物は前日までに確認する
焦りが出やすい時期ですが、やることを絞れば残り期間でも点は積み上がります。無理のない範囲で、最後まで走り切ってください。
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参考にした情報
- 一般財団法人 不動産適正取引推進機構(宅建試験 公式)
- 資格の学校TAC「2026年度宅建試験スケジュール」
※本記事は情報提供を目的としたもので、試験の合格や学習の成果を保証するものではありません。試験制度・料金は変更される場合があるため、受験前に必ず公式サイトでご確認ください。(最終確認日:2026-07-15)